強度近視や乱視によってコンタクトレンズの乾燥やメガネの使いづらさを感じている方にとって、ICL(眼内コンタクトレンズ)は屈折矯正の一つの選択肢です。
レーシック手術とは異なり、ICLは角膜を削らずに視力矯正を行う方法で、後からレンズを取り外すことも可能とされています。こうした特徴から、国内でも一定の症例数が報告されているのでしょう。
手術では眼の内部にレンズを挿入するため、術前にはリスクや費用、術後の経過などについて十分な説明を受け、医師と相談のうえで検討することが重要です。
この記事では、厚生労働省の屈折矯正手術に関する指針や、日本眼科学会の屈折矯正手術ガイドラインなどの公的情報を基に、ICLの基本的な仕組みや選択時の確認事項を整理しました。
費用の比較だけでなく、医療提供体制や術後フォローなどを考慮する際の参考情報としてご活用ください。
ICL手術を実施している主な眼科クリニック(2026年4月時点)
ICL手術を検討する際は、実績や費用だけでなく術前検査や術後のフォロー体制など、複数の観点から比較するのがおすすめです。
国内で一定以上の症例を取り扱っている主なクリニックの公開情報をもとに整理しました。
| クリニック名 | 所在地・展開 | 特徴(公式サイト記載情報) | ICL費用目安(税込) | 保障期間 | 実績(公表情報) |
|---|---|---|---|---|---|
| 品川近視クリニック | 東京を中心に全国主要都市に展開 | 検査・手術・保障を含む料金体系 | 42.7万円(税込)〜 ※1 | 3年間の検診・再手術対応 | グループ累計150万症例以上※2 |
| 新宿近視クリニック | 東京都新宿区 | SBCメディカルグループ SBCポイントが利用できる | 42.7万円(税込)〜 ※1 | 3年間の保障対応 | SBCメディカルグループとして屈折矯正分野の実績あり |
| 先進会眼科 | 東京・名古屋・大阪・福岡など | ICL関連資格保有者および複数拠点診療体制 | 42.7万円(税込)〜 ※1 | 3年間の検診・フォロー | 31,000件以上の手術実績(2002年〜) 日本眼科学会認定専門医在籍 |
※1:費用はレンズの種類(乱視の有無)・度数等により変動します。品川近視・新宿近視は-4D未満、先進会眼科は-3D未満が最低価格の適用条件です。必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。
※2:レーシック手術140万症例以上(2004年10月1日〜2025年12月31日)ICL11万症例以上(2011年7月1日~2025年12月31日)の合計値(公式サイト公表数値)
※3:本内容は各院の公式サイト掲載情報にもとづくもので、特定の医療機関を推奨・比較優良化するものではありません。
品川近視クリニック

品川近視クリニックは、ICL手術を含む屈折矯正手術を専門とするクリニックグループとして、全国主要都市に複数の院を展開しています。
東京を中心に、名古屋・大阪・福岡などでも診療を行っており、、ICL認定医25名(うち指導医8名)が在籍する体制です(公式サイト公表情報)。
検査から手術、術後フォローまで一貫したサービスを提供しているところがおすすめといえます。
| クリニック名 | 品川近視クリニック |
|---|---|
| 公式サイト | 公式 |
| 電話番号 | 0120-412-049 ※10時~20時受付 ※WEB予約メールフォームあり |
| 診療時間 | 10時~20時 定休日は各院によって異なるので公式サイトを確認 |
| 医師体制・実績 | グループ累計150万件以上の症例数。※1 ICL認定医25名(うち指導医8名)在籍 |
| 東京院 アクセス | JR有楽町「銀座口」・「中央口」より徒歩1分 〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目7−1 イトシアオフィスタワ 13F |
| 梅田院 アクセス | JR 大阪環状線 福島駅より 徒歩5分 JR 大阪駅(桜橋口)より 徒歩12分 阪神本線 梅田駅より 徒歩10分 地下鉄四つ橋線 西梅田駅より 徒歩7分 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目6−20 パシフィックマークス西梅田 3F |
| 名古屋院 アクセス | JR名古屋駅「桜通り口」より徒歩7分 地下鉄桜通線国際センター駅「3番出口」より徒歩1分 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5丁目7−30 名駅東ビル 3F |
| 福岡院 アクセス | 西鉄天神駅徒歩6分 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目7−21 天神プライム 4F |
| 札幌院 アクセス | JR札幌駅南口より徒歩5分 〒060-0003 北海道札幌市中央区北4条西5丁目1 アスティ45ビル 2F |
| ICL費用目安 | 42.7万円(税込)〜(近視-4D未満、度数・乱視により変動) -4D以上:53.7万円(税込)〜 乱視用レンズ追加:+10万円(両眼・税込) |
| 保障体制 | 3年間の検診・再手術対応 |
| レンズ種類 | ホールICL(穴あきレンズ)提供 |
| 検査 | 適応検査無料を実施 |
※1:費用や保障内容は度数・レンズ種類により変動します。最新情報・正確なアクセスは必ず公式サイトでご確認ください。
※2:レーシック手術140万症例以上(2004年10月1日〜2025年12月31日)ICL11万症例以上(2011年7月1日~2025年12月31日)の合計値(公式サイト公表数値)
※3 自由診療のため公的医療保険は適用されません。リスク・副作用についてはページ冒頭の記載および医師の説明をご確認ください。
| こんなニーズが ある方におすすめ | 検討ポイント |
|---|---|
| 症例実績を 重視したい方 | グループ全体で屈折矯正手術の症例数が多く、そのデータ蓄積をレンズ選定に活用する体制(公式サイト公表情報) |
| 料金の見通しを 明確にしたい方 | 検査・手術・保障が含まれたパッケージ料金(約42.7万円〜、税込) |
| 術後フォローを 重視したい方 | 3年間の検診・相談・再手術対応などのフォロー体制 |
新宿近視クリニック

新宿近視クリニックは、ICL手術を含む屈折矯正手術を提供するクリニックとして、東京都新宿区に位置しています。
SBCメディカルグループと連携した運営体制で、眼科専門医が在籍し、事前カウンセリングから術後フォローまで一貫したサービスを提供しているところがおすすめです。
| クリニック名 | 新宿近視クリニック |
|---|---|
| 公式サイト | 公式 |
| 予約電話番号 | 0120-66-0149 |
| 診療時間 | 診療時間:AM10:00~PM7:00/年中無休 ※完全予約制 |
| 医師体制・実績 | SBCメディカルグループ。グループ全体で多数の実績を有する |
| 立地・アクセス | JR新宿駅西口より 徒歩4分 都営大江戸線 新宿西口より 徒歩1分 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-10-1 O-GUARD新宿3階 |
| ICL費用目安 | 42.7万円(税込)〜(近視-4D未満、度数・乱視により変動) -4D以上:53.7万円(税込)〜 乱視用レンズ追加:+5万円(片眼・税込) |
| 保障体制 | 3年間の保障対応、術後検診1年無料、術後点眼薬1年分込 |
| 検査・ カウンセリング | 適応検査無料(9項目の検査を実施) |
| 設備 | ICL手術に使用する専用機器を導入 |
※1:費用や保障内容は度数・レンズ種類により変動します。最新情報・正確なアクセスは必ず公式サイトでご確認ください。
※2 自由診療のため公的医療保険は適用されません。リスク・副作用についてはページ冒頭の記載および医師の説明をご確認ください。
| こんなニーズが ある方におすすめ | 検討ポイント |
|---|---|
| カウンセリングを重視したい方 | 生活面を含めた丁寧なヒアリングを実施する体制 |
| 精密検査を 重視したい方 | 9項目の検査機器を用いた多角的な測定 |
| アクセスを 重視したい方 | 都営大江戸線 新宿西口駅より徒歩1分の立地 |
先進会眼科

先進会眼科は、ICL手術を含む屈折矯正手術を提供するクリニックとして、東京・名古屋・大阪・福岡など主要都市に拠点を展開しています。
ICLエキスパートインストラクター(指導医)が在籍し、手術環境の衛生管理基準を整備した体制で、検査から手術、術後フォローまで一貫した体制を整えているのが特徴です。
| クリニック名 | 先進会眼科 |
|---|---|
| 公式サイト | 公式 |
| 電話番号 | 0120-049-113 ※年末年始を除く10時~19時受付 ※WEB予約フォームあり |
| 診療時間 | 月曜・木曜~日曜 10時~19時 火曜・水曜定休日 予約専用ダイヤルは年末年始を除く10時~19時予約受付 |
| 医師体制 | ICLエキスパートインストラクター(指導医)が在籍。 |
| 実績 | 31,000件以上の手術実績(2002年〜、公式サイト公表数値) 日本眼科学会認定専門医在籍 |
| 展開拠点 | 東京(新宿)、名古屋(栄)、大阪(梅田)、福岡(天神・飯塚)の5拠点 +提携施設(札幌・鹿児島・天王寺) |
| 東京新宿院 アクセス | 新宿駅西口徒歩11分・西新宿駅徒歩3分 〒163-1335 東京都新宿区西新宿6丁目5-1 タワー35F |
| 名古屋院 アクセス | 栄駅・伏見駅徒歩3分 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目16-27 栄パークサイドプレイス 4階 |
| 大阪梅田本院 アクセス | 梅田駅・大阪駅徒歩3分 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目13-1 ツインタワーズ・サウス 13F |
| 福岡天神院 アクセス | 天神駅・西鉄福岡(天神)駅徒歩4分 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目8-38 協和ビル 10F |
| 福岡飯塚院 アクセス | 新飯塚駅徒歩29分 〒820-0067 福岡県飯塚市川津371-1 |
| 衛生管理 | 手術室の徹底清掃と水質管理を実施(24年以上感染症ゼロ:公式サイト公表情報) |
| ICL費用目安 | 42.7万円(税込)〜(-3D未満、度数・乱視により変動) -3D以上:+7.65万円(片眼・税込) 乱視用レンズ追加:+4.9万円(片眼・税込) |
| 保障体制 | 3年間の検診・フォロー対応 |
※費用や保障内容は度数・レンズ種類により変動します。最新情報・正確なアクセスは必ず公式サイトでご確認ください。
※ 自由診療のため公的医療保険は適用されません。リスク・副作用についてはページ冒頭の記載および医師の説明をご確認ください。
| こんなニーズがある方におすすめ | 検討ポイント |
|---|---|
| 専門資格を 重視したい方 | ICLエキスパートインストラクター資格保有医師が在籍(公式サイト公表情報) |
| 衛生管理を 重視したい方 | 手術室の衛生管理基準を整備手術室の衛生管理基準を整備(24年以上感染症ゼロ:公式サイト公表情報) |
| 複数拠点を 重視したい方 | 東京・名古屋・大阪・福岡など主要都市に展開+提携施設あり |
厚生労働省承認レンズと日本眼科学会ガイドラインについて
ICL手術で使用されるレンズは、主に米国のSTAAR Surgical社が開発し、2010年2月に厚生労働省の承認を受けているものです。
世界75カ国以上で累計400万枚以上が使用されており(2026年2月STAAR Surgical社発表)、日本国内でも屈折矯正手術の一つの選択肢として実施されています。
レンズの安全性や長期的な視機能については、厚生労働省の周知アナウンスや日本眼科学会のガイドラインを確認することが重要です。
日本眼科学会では、ICL手術を含む屈折矯正手術についてガイドラインを公表しており、執刀医の資格として「眼科専門医」資格や、製造元が実施する講習・認定(ICL認定医)を取得していることが記載されています。
ICL手術を実施している眼科を探す際は、各院の公式サイトやカウンセリングで、これらの資格保有状況や手術実施体制を確認することがおすすめです。
ガイドラインは最新版を日本眼科学会公式サイトでご確認ください。
ICL・レーシック・リレックススマイルの構造的違いと比較
ICL・レーシック・リレックススマイルは、いずれも屈折矯正を目的とした手術ですが、術式や角膜への影響に違いがあります。
以下に、主な構造的特徴を表形式で整理しました。実際の適応やリスクは個人差があるため、医師との相談が必要です。
| 比較項目 | ICL(眼内コンタクトレンズ) | レーシック(LASIK) | リレックススマイル(SMILE) |
|---|---|---|---|
| 術式の概要 | 眼内にレンズを挿入 | 角膜を削って屈折を調整 | 角膜の一部をレーザーで抜き出して屈折を調整 |
| 角膜への影響 | 角膜を削らず温存(レンズ除去で元に戻せるとされる) | 角膜表面を削るため不可逆 | 角膜の一部を抜き出すため不可逆 |
| 強度近視対応 | -18D程度まで対応可能とされる | 高度近視では角膜厚が不足する場合あり | 中〜高度近視に対応 |
| ドライアイリスク | 低いと報告される傾向 | 比較的高いとされる | レーシックより低い傾向 |
| 長期安定性 | レンズ挿入のため比較的安定 | 時間経過で屈折変化の可能性 | 比較的安定 |
※上記は、各手術の一般的な構造的特徴を整理したものです。個別の適応条件、リスク、術後経過は眼科医による詳細な検査が必要です。特定の術式を推奨するものではありません。
ICLの特徴の一つに「可逆性」があります。将来的に白内障手術が必要になった際や、予期せぬ事態が生じた際にも、レンズを取り出すことで手術前の状態に戻せるとされています。
ただし、取り出し手術にもリスクが伴うため、事前に医師と十分に相談することが重要です。
手術を受ける前に確認すべきICLの適応基準と除外対象
ICL手術前には、自分がICLの適応に当てはまるかどうかを客観的な基準で確認することが重要です。
ICLは幅広い近視・乱視に対応できる一方で、角膜の状態や眼の構造・全身の健康状態によっては手術が見送られる場合もあります。
以下に、一般的にチェックされる主な項目と、その際に注意されるポイントを整理しました。
| 確認項目 | 一般的な基準・注意点 |
|---|---|
| 角膜厚 | ICLは角膜を削らないため、レーシックと異なり厚さ制限が少ないとされます |
| 眼の前房深度 | 眼内のレンズ挿入スペースとして一定以上の深さが求められます |
| 眼の内皮細胞の密度 | 眼の健康状態を示す指標で、一定数値以上が必要とされます |
| 手術時の年齢 | 視力矯正効果が安定する20歳以上が一般的な目安 |
| 全身の健康状態 | 妊娠中・活動性眼疾患がある場合は適応外となる場合があります |
角膜厚について
| ポイント | |
|---|---|
| 角膜厚 | ICLは角膜を削らないが、病変や極端な薄さがある場合は慎重な判断が必要。 |
ICLは角膜を削らずに眼内へレンズを挿入する手術のため、レーシックほど角膜の厚さが制限になることは多くありません。
角膜に病変があるケースや非常に薄い場合には、角膜形状や強度も含めた総合的な評価が行われ、レーシック不可=ICL必ず可とは限らない点に注意が必要です。
眼の前房深度について
| ポイント | |
|---|---|
| 前房深度 | レンズを安全に置くスペースが一定以上あるかを数値で確認。 |
前房深度は、角膜裏側から虹彩・水晶体までの距離で、ICLレンズを安全に配置できるかどうかの重要な指標です。
前房深度が十分でない場合、レンズが虹彩や水晶体に近づき合併症リスクが高まるため、専用機器で測定した結果をもとにレンズサイズや手術の可否が判断されます。
眼の内皮細胞の密度について
| ポイント | |
|---|---|
| 内皮細胞密度 | 角膜の透明性を守る細胞数が基準値以上あるかを確認。 |
角膜内皮細胞は角膜を透明に保つ役割を持ち、加齢などで徐々に減少していきます。
ICL手術ではレンズ挿入による負担を考慮し、内皮細胞密度が一定の基準を下回る場合、将来の角膜障害リスクを踏まえて手術を見送る判断がなされることがあります。
手術時の年齢について
| ポイント | |
|---|---|
| 年齢 | おおむね20歳以上が目安で、40代以降は老眼・白内障も考慮。 |
ICLは一般に、視力が安定してくる20歳以上を目安に検討されますが、若年層では度数の変動がないかが重視されます。
40代以降では老眼や白内障の進行も視野に入れ、ICLを行うか将来の白内障手術とのバランスをどう取るかなど、生活スタイルと合わせた検討が重要になります。
全身の健康状態について
| ポイント | |
|---|---|
| 全身状態 | 妊娠・授乳中や活動性疾患がある場合は適応外となることがある。 |
妊娠中・授乳中はホルモンバランスの変化で視力が不安定になりやすく、多くの医療機関で手術を控える方針が取られます。
ぶどう膜炎・強膜炎などの活動性眼疾患や進行した緑内障・重度の糖尿病性網膜症、その他の基礎疾患や服用薬も判断材料になるので、問診票には正確な情報を記入し必要に応じて主治医とも相談しておくことが大切です。
ICLのおすすめ医療機関選びで確認したいチェックリスト
ICL手術をするクリニック選びではウェブサイトの情報だけでなく、以下の3つのチェックポイントを確認してください。
| 確認ポイント | 詳細・確認方法 |
|---|---|
| 執刀医の資格・経験 | ICL認定医の中には「インストラクター(指導医)」資格を持つ医師も。公式サイトやカウンセリングで執刀予定医の資格・経験年数を確認 |
| レンズサイジング検査機器 | CASIA2(前眼部OCT)など精密測定機器の導入状況を公式サイトの設備紹介で確認 |
| 手術環境・感染対策 | ISO規格クリーンルーム基準遵守や使い捨て器具使用状況を公式サイト・院内見学で確認 |
※上記は一般的な確認視点です。最終判断はカウンセリング・適応検査を通じて医師と相談してください。
※本内容は情報提供目的で、特定の医療機関を推奨・優良比較するものではありません。
指導医(インストラクター)の在籍状況と執刀実績の確認方法
| ポイント | |
|---|---|
| 確認したい資格 | ICL認定医、インストラクター、エキスパートインストラクターなどの有無(公式サイト・医師紹介ページで確認) |
| 実績の見方 | 「クリニック累計」か「執刀医個人」か、「累計」か「年間」かを分けて見る |
※上記は一般的な確認視点であり、実際の体制や基準は医療機関ごとに異なります。最終的な判断は、カウンセリングや適応検査を通じて医師と相談してください。
ICL認定医の中には、製造元による講習・認定を経てインストラクター(指導医)やエキスパートインストラクターといった資格を持つ医師もいます。
クリニック選びの際は、認定医がいるかだけでなく、公式サイトやカウンセリングで具体的な資格名称と執刀実績の内訳を確認するのがおすすめです。
レンズサイジング精度を左右する最新検査機器「CASIA2」等の重要性
| ポイント | |
|---|---|
| 主な機器例 | CASIA2(前眼部OCT)など、角膜・虹彩・前房を三次元的に計測できる機器 |
| 役割 | レンズサイズ選定(S,M,L,XLなど)の精度向上に役立つとされる |
※上記は一般的な確認視点であり、実際の体制や基準は医療機関ごとに異なります。最終的な判断は、カウンセリングや適応検査を通じて医師と相談してください。
ICLでは、レンズサイズが大きすぎると眼圧上昇、小さすぎるとレンズ回転などのリスクが生じる可能性があり注意が必要です。
CASIA2のような前眼部OCTは、角膜や虹彩・前房の形態を高精度に計測し、複数の計算式でサイズ候補を算出することでサイジング検討に用いられています。
手術室のクリーン度(ISO規格)と使い捨て器具の徹底度
| ポイント | |
|---|---|
| 手術室環境 | クリーンルーム(ISO規格を参考にした清浄度管理など)を採用しているか |
| 器具の取り扱い | 可能な範囲でディスポーザブル(使い捨て)器具を使用しているか |
※上記は一般的な確認視点であり、実際の体制や基準は医療機関ごとに異なります。最終的な判断は、カウンセリングや適応検査を通じて医師と相談してください。
ICLは眼内にレンズを挿入する手術であり、ごくまれに眼内炎などの感染症が起こる可能性があるとされています。
空気清浄や器具の滅菌・使い捨て化など、手術室の衛生管理体制について公式サイトの設備紹介や説明資料から確認しておくといいでしょう。
ICLおすすめ3クリニックの費用相場・保障・拠点一覧
ICL手術は自由診療(保険適用外)であるため、費用面での事前確認が特に重要です。
2026年4月時点で各クリニックの公式サイトに公表されている情報を基に、主なサービス内容を整理しました。
追加費用や保証範囲は度数・レンズ種類により異なるため、必ずカウンセリングで見積もりを取得してください。
| 品川近視クリニック | 新宿近視クリニック | 先進会眼科 | |
|---|---|---|---|
| 公式サイト | 公式 | 公式 | 公式 |
| 適応検査費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 基本費用 (税込) | 42.7万円〜※1 (-4D未満) | 42.7万円〜 (-4D未満) | 42.7万円〜 (-3D未満) |
| 乱視レンズ追加 | +5万円(片眼、税込) 両眼+10万円(税込) | 片眼+50,000円(税込) 両眼+100,000円(税込) | +4.9万円(片眼・税込) 強度乱視:+13.7万円(片眼・税込) |
| 術後保障 | 3年間(検診・再手術対応) | 3年間 | 3年(検診・フォロー) |
| 点眼薬 | 代金に含まれる(保護メガネ等も) | 術後点眼薬はセット込(ダブル麻酔時の抗炎症薬等) | ICLで術後3ヶ月分点眼薬2本込(標準プラン)※2 |
| 主な拠点 | 東京・名古屋・大阪・福岡・札幌 | 新宿(東京) | 東京・名古屋・大阪・福岡(+提携施設) |
※1 近視度数が-4D以上の場合は、追加で11万円(両眼/税込)がかかります。先進会眼科は-3D以上で+7.65万円(片眼/税込)が追加となります。
※2 アレルギー用・疲れ目・結膜炎・緑内障等の手術と関係のない点眼薬の費用は別途負担となります。
※3 費用はレンズの度数(-4D/-3Dの境界や乱視の有無)によって変化します。正確な金額は無料検査時に提示される「見積書」で必ず確認してください。
※ 自由診療のため公的医療保険は適用されません。
ICL手術費用相場と内訳
ICL手術は自由診療(健康保険適用外)であるため、クリニックごとの料金体系や内訳を事前に確認することが重要です。
基本費用には検査・手術・術後点眼薬などが含まれる場合が多いですが、乱視矯正用レンズや強度近視用の特別仕様レンズが必要になると追加料金が発生します。
2026年4月時点の公表相場を以下に整理しました(両眼・税込、度数により変動)。
| 品川近視クリニック | 新宿近視クリニック | 先進会眼科 | |
|---|---|---|---|
| 基本費用 (両眼・乱視なし)(税込) | -4D未満:42.7万円 -4D以上:53.7万円 | -4D未満:42.7万円 -4D以上:53.7万円 | -3D未満:42.7万円 -3D以上:+7.65万円/片眼 |
| 乱視レンズ追加 (片眼,税込) | +5万円前後(両眼10万円) | +5万円(片眼、両眼10万円) | 乱視用:+4.9万円 強度乱視:+13.7万円 |
| その他オプション例 (税込) | 院長指名:+3万円 フェイキックIOL:59万円 | 分割払い手数料別途 | 遠視用:+10万円※2 |
| 点眼薬・消耗品 | 料金に含まれる(保護メガネ等) | 術後点眼薬はセット込(ダブル麻酔時の抗炎症薬等) | ICLで術後3ヶ月分点眼薬2本込(標準プラン)※3 |
| 適応検査費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
※1 費用はレンズの度数(-4D/-3Dの境界や乱視の有無)によって変化します。正確な金額は無料検査時に提示される「見積書」で必ず確認してください。
※2 虹彩切除術費用3.3万円が必要になる場合があります。
※3 アレルギー用・疲れ目・結膜炎・緑内障等の手術と関係のない点眼薬の費用は別途負担となります。
※ 自由診療のため公的医療保険は適用されません。
術後3年〜長期の定期検診・再手術保障について
ICLにおける保障とは、主に以下の内容を指します。
- 定期検診費用:
翌日、1週間後、1ヶ月後、半年後などの検診代。 - レンズ位置の調整:
術後稀にレンズが回転して乱視がズレた際の位置調整。 - 万が一の抜去・再手術:
医学的な理由によりレンズを取り出す必要がある場合の費用。 大手クリニックはいずれも、最もトラブルが起きやすい術後3年間を手厚くカバーしており、個人の一般眼科との大きな差別化ポイントとなっています。
ICL手術後のフォロー体制は、定期検診や万一の再手術対応が中心で、トラブル発生率が高い術後3年間を重点的にカバーするプランが一般的です。
保障範囲は医学的理由に限定され、検診費用無料化やレンズ位置調整・再手術・抜去費用が主な内容となります。
| 品川近視クリニック | 新宿近視クリニック | 先進会眼科 | |
|---|---|---|---|
| 保証期間 | 3年間 | 3年間 | 3年間 |
| 検診スケジュール | 翌日・1週・1ヶ・半年・1年後無料 | 翌日・1週・1ヶ・3ヶ・6ヶ・1年後無料 | 3年間検診無料 |
| 再手術・抜去 | 医学的理由で無料対応 | 医学的理由で無料対応 | 医学的理由で対応(条件確認要) |
| レンズ位置調整 | 保証内 | 保証内 | 保証内 |
一般的な検診内容としては視力・眼圧・レンズ位置確認が含まれます。
ICL手術実施のクリニック拠点一覧とアクセス
複数拠点展開のクリニックは転居時や術後通院継続に便利です。
単一拠点のクリニックは駅近立地で通院負担を軽減してくれる特徴があります。
| クリニック名 | 主な拠点・アクセス |
|---|---|
| 品川近視クリニック | 東京(有楽町駅徒歩1分)、大阪(梅田駅徒歩10分)、名古屋(名古屋駅徒歩7分)、福岡(天神駅徒歩6分)、札幌(札幌駅徒歩5分) |
| 新宿近視クリニック | 新宿(都営大江戸線 新宿西口駅徒歩1分) |
| 先進会眼科 | 東京(西新宿駅徒歩3分)、名古屋(栄駅徒歩3分)、大阪(梅田駅徒歩3分)、福岡(天神駅徒歩4分、飯塚院) +提携施設(札幌・鹿児島・天王寺) |
医療費控除の活用による実質的な金銭的負担の軽減シミュレーション
ICL手術は視力回復におすすめですが、健康保険適用外の自由診療です。ただし視力回復を目的とした治療行為として確定申告の医療費控除対象となります。
年間の医療費合計が10万円を超えた場合、課税所得から控除され、所得税の還付と翌年の住民税軽減が受けられます。
以下は、年収450万円(課税所得約350万円、税率10%)の方がICL手術50万円を支払った場合のシミュレーションです。
| 支払総額 | 500,000円 |
|---|---|
| 控除対象額 (10万円控除後) | 400,000円 |
| 所得税還付 (税率10%) | 40,000円 |
| 住民税軽減 (税率10%) | 40,000円 |
| 実質負担額 | 420,000円 |
※還付額は年収・扶養状況・年間医療費総額により変動します。詳細は税務署または税理士にご相談ください。美容目的の手術(例:近視矯正以外の審美目的)は対象外です。
※年収が高いほど、還付額も大きくなります。領収書を保管し、必ず翌年2月に申告を行いましょう。
※上記は一般的なシミュレーションであり、個別の税務状況により異なります。
- 年収400万円:約6万円還付
- 年収600万円:約14万円還付(税率20%)
- 年収800万円:約17万円還付(税率23%)
- 対象費用:手術代・レンズ代・術後点眼薬・適応検査代・通院交通費(公共交通機関)
- 必要書類:領収書(5年間保管)、医療費通知書、源泉徴収票
- 申請期間:翌年2月16日〜3月15日(e-Tax推奨)
- 家族分合算:世帯全体の医療費で10万円超を確認
手術当日の流れと術後ダウンタイムの具体的な過ごし方
ICL手術は日帰りで行われることが多く、実際の手術時間は両眼で20〜30分程度とされています。
当日の流れと術後の過ごし方の目安を整理しましたので、参考にしてください。
ICL手術当日の流れ
| 工程 | 目安時間 | 内容の概要 |
|---|---|---|
| 来院・前準備 | 約30分 | 問診・最終確認、散瞳薬の点眼など |
| 麻酔 | 約5分 | 点眼麻酔(必要に応じて他の麻酔を併用) |
| 手術 | 片眼約10分 | 顕微鏡下でレンズを挿入 |
| 休憩・ 術後チェック | 約1〜2時間 | 眼圧や見え方を確認後、帰宅 |
術後1週間の過ごし方とセルフケア
| 目安 | ポイント | |
|---|---|---|
| 見え方の変化 | 翌日〜数日 | 多くの人が翌日から裸眼視力の変化を自覚するが、安定には時間がかかる場合もある |
| 保護メガネ | 最低1週間推奨 | 目をこする、ぶつけるなどの物理刺激を避ける目的で使用 |
| 点眼薬 | 数週間 | 抗菌薬・抗炎症薬などを指示通り継続することが重要 |
- 保護メガネ:
術後の切開創はしばらくデリケートな状態になるため、就寝時や外出時、掃除などの際に保護メガネを使用することが推奨されます。 - 点眼管理:
炎症や感染を防ぐために、処方された抗菌薬・ステロイド点眼を決められた回数で継続することが、術後トラブルを避けるうえで重要です。
コンタクトレンズ中止期間と検査スケジュール
| レンズの種類 | 一般的な装用中止目安 | 補足 |
|---|---|---|
| ソフトレンズ | 数日〜1週間前 | クリニックによっては検査前2〜3日とすることもある |
| ハードレンズ | 2〜3週間前 | 角膜形状が戻るまで時間がかかるため長めに設定されることが多い |
| オルソケラトロジー | 約1ヶ月前 | 特に長い中止期間が必要とされる |
コンタクトレンズは角膜形状に影響を与えるため、正確な度数測定とサイジングのためには装用中止期間を守ることが必要です。
この期間は度数の合ったメガネで過ごし、条件を満たしたうえで精密検査や本番手術の日程が組まれます。
ICLの長期的な品質維持と知っておくべきリスク・副作用
ICL手術は高い安全性が報告されていますが、どの手術にも一定のリスクが存在します。
ICL手術の副作用と長期的なメンテナンスについて整理します。
夜間に発生する「ハロー・グレア現象」について
| 症状 | 特徴 | 一般的な経過 |
|---|---|---|
| ハロー | 夜間の光源(街灯など)に輪が見える | 術後数週間〜数ヶ月で軽減する傾向 |
| グレア | 光がギラギラと伸びて見える | 脳の神経適応により気にならなくなるケースが多い |
※上記は一般的な医学的知見に基づく情報です。個別のリスクや経過は眼科医の説明を優先し、術前・術後のカウンセリングで詳細を確認してください。特定の医療機関を推奨するものではありません。
夜間運転時などに光のにじみや眩しさを自覚することがあり、レンズの穴や瞳孔サイズ・光の散乱が関係するとされています。
術後3〜6ヶ月程度で脳が新しい視覚情報に慣れる(神経適応)ことで、日常生活への影響が小さくなる傾向があると報告されていますが、個人差があることを覚えておきましょう。
10年、20年先を見据えたメンテナンス性と白内障手術への影響
| 特徴 | |
|---|---|
| レンズ素材 | コラマー素材で眼内に癒着せず、劣化しにくい |
| メンテナンス | 定期検診で眼圧・レンズ位置・内皮細胞を確認 |
| 白内障発生時 | ICL除去後、通常の白内障手術(IOL挿入)が可能とされる |
※上記は一般的な医学的知見に基づく情報です。個別のリスクや経過は眼科医の説明を優先し、術前・術後のカウンセリングで詳細を確認してください。特定の医療機関を推奨するものではありません。
ICLレンズ自体は特殊素材で長期安定性が期待されますが、加齢による白内障は自然発生の可能性があります。
将来的に白内障が必要となった場合、レンズを取り外して人工水晶体(IOL)に交換する手術が実施可能です。
ただし、ICL挿入の影響で眼内レンズの度数計算が通常と異なる場合があるため、ICL手術歴を眼科医に伝えるようにしましょう。
稀に発生する眼圧上昇や移動への対策と再手術体制
| リスク | 発生頻度 | 対策 |
|---|---|---|
| 眼圧上昇 | まれ | レンズサイズ調整・交換 |
| レンズ回転 | まれ | 位置調整手術 |
| 感染症(眼内炎) | 極めてまれ | 術後点眼・衛生管理 |
| 白内障の早期発症 | まれ(旧型レンズで報告あり) | 定期検診による早期発見 |
※上記は一般的な医学的知見に基づく情報です。個別のリスクや経過は眼科医の説明を優先し、術前・術後のカウンセリングで詳細を確認してください。特定の医療機関を推奨するものではありません。
眼圧上昇やレンズの位置ずれは、レンズサイズや眼内スペースの適合性・外傷などが原因となることがあります。
術後保証期間内であれば、多くのクリニックで医学的理由による再手術・調整が追加費用なしで対応されることが多いです。
定期検査は重要で、術後1年は頻回、その後は年1回の眼圧・内皮細胞密度・レンズ位置の確認が推奨されます。
気になる症状があれば早めに受診してください。
ICLに関する疑問を解消するよくある質問 (FAQ)
ICL手術に関するよくある疑問を、公式情報や一般的な医学的知見に基づいてまとめました。手術を検討する際の参考として活用してください。
各回答は個別の状況により異なるため、詳細はカウンセリングで確認しましょう。
- レンズの素材や寿命は?
- 視力が再び落ちる可能性は?
- レンズが外から分かる?
- スポーツはいつから可能?
- 保険適用になる?
Q. レンズが目の中で腐食したり、寿命があったりしますか?
A. ICLの素材コラマーは、生体適合性が高い素材として知られており、眼内で長期間安定して使用できるとされています。
メーカーおよび臨床報告では、レンズ素材の経年劣化は確認されていないとされていますが、定期的な検診で状態を確認することが重要です。
Q. 手術後に視力がまた落ちることはありますか?
A. レーシックと異なり角膜を削らないため、近視の戻り(リグレッション)は極めて少ないのが特徴です。
ただし、自身の眼そのものの近視が加齢等で進行した場合は、視力が落ちたと感じることがあります。
その際も、レンズを入れ替えることで対応可能です。
Q. 周囲の人に眼の中にレンズがあることがバレますか?
A. 外見からは、レンズを挿入していることは分からないとされています。
眼科医が細隙灯顕微鏡で確認しない限り、レンズの存在を肉眼で見分けることは困難です。
Q. スポーツはいつからできますか?
A.ウォーキングなどは1週間後から、激しいスポーツや水泳・サウナなどは1ヶ月後以降が一般的な目安とされています。
再開時期は医師の診断を受けてから判断してください。
Q. 保険は適用されますか?
A. ICLは自由診療(自費)であり、公的医療保険は適用されません。
ただし、加入している民間保険(生命保険・医療保険等)の約項の内容によっては、手術給付金が支払われる場合があります。
事前に保険会社へ眼内レンズ挿入術が適用対象か問い合わせることがおすすめです。
まとめ:ICL手術を検討する際の次のステップ
ICL手術は強度近視や乱視の方にとって選択肢の一つですが、一般的な情報だけではなくあなたの眼の状態に合っているかをまず確認することが大切です。
- 興味のあるクリニックで無料適応検査を受けてみる
- 検査時に執刀医の資格や術後フォロー体制を質問する
- 見積もり内容と保証範囲を文書で確認する
- リスク・副作用について医師から十分な説明を受ける
品川近視クリニック、新宿近視クリニック、先進会眼科など複数のクリニックの情報を比較し、あなたに合った環境を見極めてください。
手術は重要な決断ですので、焦らずに適応検査を複数受け比べることで、後悔のない選択ができます。
あなたの眼のデータを基に、医師と十分な相談の上で判断してください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の医療機関を推奨・比較優良化するものではありません。最終的な判断は眼科医の診断とカウンセリングに基づいてください。
※掲載されている費用・保障内容等は2026年3月時点の各公式サイト公表情報に基づきます。最新情報は必ず各クリニックの公式サイトでご確認ください。
※ICL手術は自由診療です。公的医療保険は適用されません。


